ラフランス

ではなぜ90年代に入ってから急激に消費量が伸びたのでしょうか。そのおおきな理由は、「追熟」の技術が確立されたことにあります。もともと収穫したばかりの洋梨は実も固く、味もそっけないもので、そのままではとても食用に耐えるものではありません ...

ラフランス

年配の方なら覚えているかと思いますが、その昔、洋梨といえば缶詰が主流でした。いまのように生で食するということはほとんどありませんでしたし、ましてやお菓子の材料に使うなどという贅沢ができるような時代だったわけでもありません。そんなことも ...

ラフランス

ちなみに農水省の統計によると、洋梨の消費量は70年代までは年間1万5000トン程度で比較的平坦に推移していましたが、80年代になると一挙に1万トン以下にまで落ち込みました。しかし、90年代に入ると今度は一転して急上昇、それまでの約3倍 ...

ラフランス

ラフランスに代表される洋梨は、いまや栗などとならぶ秋の味覚のひとつとして私たちの食生活のなかにすっかりとけこんでいます。けれど、この洋梨が日本で一般に消費されるようになったのは、意外にもつい最近のことだというのをご存知でしょうか。

ラフランス

19世紀フランスで発見されたもので、9月には食べごろになる早生種。酸味が少なく、果汁が多いのが特徴です。500g以上にもなる大型品種で、なかには1kgを超えるものもあります。

 

ラフランス

18世紀のはじめからヨーロッパで栽培されていた品種で、ラフランスの親にあたります。やや酸味が強いのが特徴で、現在はおもに缶詰や洋菓子等の加工用に使われています。

ラフランス, 黒田果樹園

ラフランスの自然交雑種として誕生した品種で、適度な酸味と濃厚な甘さが特徴です。晩生種でラフランスの後、11月から12月にかけて市場に出回ります。

ラフランス, 黒田果樹園

新潟県の農家がフランスから取り寄せたといわれるフランス原産の品種。濃厚で香り高い果肉とやや先細の外観が特徴です。追熟期間が40日と長いため10月に収穫した後、11月下旬以降に市場に出回ります。主に新潟県を中心に栽培されています。

ラフランス, 黒田果樹園

昭和30年代に山形県の農業試験場で発見されたもので、別名「金系」ラフランスとも呼ばれる品種です。栽培が難しいため、栽培農家は少ないものの味は通常のラフランスより上とされています。生産量が少なく、本場山形県でも希少品扱いされているこのゴ ...

ラフランス, 黒田果樹園

日本における洋梨ブームに火をつけたのがこのラフランス。19世紀フランスのクロード・ブランシェが発見したもので、現在、国内生産量の7割はこのラフランスが占めています。とろけるような舌触りと気品ある芳香が特徴で、洋梨のいわば定番ともいえる ...